2020/05/08 10:59
はじめまして。
富山県の株式会社スナダ石材のメモリアルアドバイザー、砂田です。
Sunada Sekizai Shopイチオシのアイテム、アーテシャルフラワー仏花をご紹介させていただきます。
オランダスタイルのアーテシャルフラワーデザイナーのアズサフローリストさんにオリジナル商品として制作いただきました。
「仏花が手に入りにくい」
「外出をなるべくひかえたい」
「ご実家に帰省できないけれど仏花を贈りたい」
「知人にご不幸があったが、葬儀などに参列できないのでお悔やみの気持ちを表したい」
など、この時期特有の状況にもアーテシャルフラワー仏花はおすすめです。ご進物用としても承ります。
これからの季節はお部屋の温度も暑くなり、生花は日持ちがしづらく、高価なお花を買っても残念ながらすぐにしおれてしまいます。
冬は冬で、地域によってはお花が手に入りにくい場合もあるでしょう。
また仏間が二階にあったり、家の奥にあるお宅では、水を替えて運ぶのも大変だという声も聞きます。それを解消してくれるのがアーテシャルフラワー仏花です。
日本の造花の歴史
造花の仏花・供花というと、「便利なのは分かるけど生花じゃなくてもいいの?」「何か罰あたりな感じがするんだけど…」という不安をお持ちの方もおられかもしれません。
しかし、造花だからダメとか、罰があたるということは決してありません。
じっさいに、奈良東大寺で毎年行われている「お水取り」という修二会(しゅにえ)の法要では、椿の造花が使われています。
そして、その造花を作る準備のことを「花ごしらえ」と言います。春を告げる、この東大寺のお水取りの歴史は古く、1260年以上続いています。
また薬師寺の修二会では、十種の造花が使われることから、花会式(はなえしき)と呼ばれています。
こちらの法要も歴史があり、嘉承2年(1107)に現在の形になったといわれています。
このように仏さまに造花を供える歴史は、実はかなり古いのです。
仏壇が広まったのは江戸時代になってからですが、その頃から寒い時期や地域では造花を供えていたと言われています。また仏壇店の方は、金箔を保持するためにも水のいらない造花をおすすめすることこあるようですね。
美しいお花が供えてあることは、思っている以上に心持ちを穏やかに、そして彩りをもたらせてくれます。
ぜひ体験してみてください。